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2025.02.04 土岐

耐震補強いろいろ part2

リフォーム担当の土岐です。

前回、「耐震補強いろいろ」というタイトルで

木部の補強について、ご紹介しました。

こちらを参照

耐震補強いろいろ

今回は基礎についてです。

現在リフォーム中の基礎は無筋コンクリートというものです。

鉄筋が入っていない基礎の事です。

鉄筋入りのコンクリートが入り始めたのは

1980年に入ってくらいかだそうですが

法律で明確に義務化されたのは1990年で

ただ、仕様は曖昧で設計者の判断に委ねられていたそうで

明確に仕様規定がきまったのは2000年だそうです。

わずか25年年前で、意外と浅いです。

リフォームでよくお問合せ頂くお家は

築30年~40年くらいが多いです。

なので、無筋コンクリートの基礎によく出会います。

鉄筋の有無は金属探知機で調査します。

コンクリート内部にある鉄筋(金属)に反応して

赤く光ります。これで判断します。

今回リフォームする現場は無筋コンクリートの

鉄筋補強を行いました。

無筋コンクリート基礎に穴をあけ鉄筋を打ち込み

内側に新たに鉄筋を組みコンクリートを打設します。

これで鉄筋ありのコンクリート基礎へ補強します。

他にも無筋コンクリート基礎を補強する方法は

ありますが、一般普及品で施工出来る

このやり方が一般的かと思います。

基礎の補強が出来ればベストですが、

施工範囲、予算の兼ね合いもあるので

その辺りを見極めながら、進めていく必要があります。

耐震補強自体は無筋コンクリート基礎そのままで

上部の木部で耐震性を向上させるやり方も多いので

耐震に不安を感じられる方は是非、ご相談ください。

 

新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
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土岐 (工務部)

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