こんにちは！営業の仙波です。

今日も住宅ローン関係のお話です。

住宅ローンを組む際に決めることの一つとして、

「ボーナス返済を併用するかどうか」があります。

まず、このボーナス返済とは何かですが、

毎月の支払いに加えて、ボーナス返済を設定した月には

まとまった金額を支払いをするものになります。

図にするとこんなイメージです。

毎月返済分とボーナス返済分に分けて、それぞれのローンを並行して支払っていくような仕組みです。

そのため、ローンを組む際には借入金の何割をボーナス返済で支払うかを決めるようになります。

一般的には、40％ほどが多いようです。

10％～でも可能で、下限や上限は金融機関によって異なります。

下の図が、シミュレーションです。

借入金額　　3,000万円

金利　　　　固定　1.11％

期間　　　　35年

ボーナス返済割合を増やしていくにつれて、毎月の返済額は減っていきます。

ですが、注意したいのが、右端の返済総額です。

こちらは、割合が増えるごとに返済総額も増えます。

これは、ボーナス返済は年に2回程度の支払になるので、

ボーナス返済なしの時に比べて、元本の減りが遅くなるからです。

利息は、元本につくため、減りが遅いとその分の利息も高くなります。

また、20～30年以上の借入期間の場合、毎年ボーナスを返済に充てるようになりますので、

万が一の不支給時や減額となった場合の対応も考えておく必要もあるかと思います。

繰り上げ返済である程度まとまった金額を一時的に支払うこともできますが、

その際は都度手数料が掛かる場合もあります。

ボーナス返済は、毎月の返済負担を減らすことができるのが魅力ですが、

デメリットや、今後のライフスタイルも併せて考えていく必要があります。

住宅ローンや資金計画に関してもお気軽にご相談いただければと思います。

以上、仙波でした。

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