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2023.07.08 仙波

埋蔵文化財包蔵地って何??

は、こんにちは!営業の仙波です。

 

気が付くと7月に入り、もう夏ですね!

昨日は職場体験で、中学2年生の子たちが来ていたのですが、

もうすぐ夏休みでうきうきしていました笑

毎朝のラジオ体操や友達と遊びまわった夏休みが懐かしいです、、、

(宿題に追われていたことは忘れましょう笑)

 

タイトルにもある通り、今日は埋蔵文化財包蔵地についてです。

 

皆さんは埋蔵文化財包蔵地(以下、埋文包蔵地)ってご存知ですか?

埋文包蔵地は文化財保護法により規定されているもので、

「地中に埋蔵された状態で発見される文化財(=埋蔵文化財)

を包蔵(内部に含んでいる)する土地、又はその範囲のこと。」

(ウィキペディア参照)とあります。

 

つまり、「近くに埋蔵文化財が存在する可能性が高いので注意してね」というエリアです。

そもそも埋蔵文化財という言葉はあまり聞き慣れないですが、

簡単に言うと「遺跡」のことです。

ぱっと思い浮かぶような歴史的建造物だけでなく、石器や土器なども含まれます。

 

この埋文包蔵地は、全国になんと約46万カ所!

松山市だけでも386カ所(令和5年5月末時点)も指定されています。

意外と多いのです!

 

そのような埋文包蔵地内の土地に建築をする際は、自由に建築できるわけではありません。

まずは建築する前に、役所に調査の届け出を行い、その後専門家による試掘調査が行われます。

 

昔のブログで、試掘調査の流れが書かれていました。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

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試掘調査開始の様子

重機で穴を掘ります。

今回の土地は140坪あり、2カ所の掘削を行いました。

 

穴の深さは約1.8m

 

↓ 掘削後

場所によっては、掘削すると地中の水分がしわじわ染み出してくるところもあるそうですが、今回は大丈夫そうです。

 

↓調査員の方が中に降りて、土の性質、色を調べています。

その後、地層を削り文化財の痕跡を探ります。

今回、陶器のかけらが一つ見つかりましたが、時期が新しいものだったそうです。

 

ひと安心・・・(もし、掘削して文化財が埋蔵されているという判断になれば本調査が必要)

 

これで、今回の調査報告を県に届けて完了です!

 

――――――――――――――――――――

 

このように、購入しようかな?と考えている土地でも、

様々な規制や権利が付いていたりするものです。

当然、そのような規制は見た目では分からない部分ですから、

不安に思われるかもしれません。

その為に、私たちがしっかり敷地調査を行います。

 

土地探しからのお客様のお手伝いもさせていただきますので、

お気軽にご相談ください。

 

以上、仙波でした。

新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
今回の記事に関する質問も受け付けておりますので、ご相談されたい方は下記からお問合せください。

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