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2019.12.17 二宮

MOKスクール12月(最終)

こんにちは。設計部の二宮です。
先日、「MOKスクール」へ行って参りました。
今回が最終の講義です。

 

最初の講師は林材ライターの赤堀楠雄さん。

ご自身も山林を所有・管理しながら、全国の林家さん(林業を営む「りんか」さんです。噺家の「はやしや」さんではなく・・・)の取材をされています。
木はすぐには育ちません。何十年、何百年前の方々が将来の事を考えて植え、それを受け継いで管理してきた大切なものです。
それを、我々は大切な住宅などの材料に使わせていただいています。
伐って使ってそれで終わりではなく、また植えて、手入れして・・・ずーっと続くのです。
林業とは、「継続して子や孫など次の世代へと繋ぐ」果てしない仕事。
その重要性を、川下に立つ我々が理解し、お客様にお伝えしていかなくてはならないと、再度改めて思いました。

 

そして最終の講義は建築家の泉幸甫さんです。
「外構」を中心にお話していただきました。

また、敷地の地形を活かしての建築計画の事例などもご紹介いただきました。
近年は豪雨なども頻繁に発生していますので、
敷地の高低差など、その敷地のみならず周辺の自然の地形を読んで計画することの重要性についても改めて勉強させていただきました。

 

今回の講義が今年のMOKスクール最終回ということで、修了式&懇親会も行われました。

新入生で今年の皆勤賞ということで、素敵なペンをいただきました!

さすが「MOK(木)スクール」・・・!無垢の木でできています。花梨(かりん)の木だそうです。
大切に使わせていただきます!

 

この「MOKスクール」で一年通して様々な事を学ばせていただきました。
内容や規模は限らず、「木の建築」に関する事について学ぶ会です。
毎回豪華な講師の方々のお話を聞けるのはもちろんの事、参加されるスクール生の皆さんの熱心さに毎回とても刺激をいただきました。
木造建築の設計事務所、工務店、建設会社に限らず、林業家、材木屋さん、家具屋さん、大工さん、他一般の方など・・・
本当に「木」が好きで前向きな方々ばかりです。

初年度の「MOKスクール」は終了してしまいましたが、来年からもチャンスがあれば参加させていただきたいと思います。
また、「MOKスクール」に限らず、これからも学び続ける事を大切にしていきます!

新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
今回の記事に関する質問も受け付けておりますので、ご相談されたい方は下記からお問合せください。

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二宮 (設計部)

設計部の二宮です。よろしくお願いいたします。