こんばんは。設計部の山本です。

弊社では現在、木材加工工場の建て替えを進めているのですが、今日はその工場で使用するトラス構造（部材を三角形に繋ぎ合わせた構造）の載荷試験を行いました。

試験に使用する部材が巨大なため、あらかじめ大工さんがトラスを組み立てたものを使用します。

組立時の様子↓

完成し試験機にセットした様子↓

試験機によりトラスの頂点から1分間に5㎜の速度でプレスを行います

組み立てられたトラスには各部位にセンサーが取り付けられ、載荷による各所の変位量が数値化される仕組みになっています。

試験開始数分後、斜材に割裂が発生しました。

さらにプレスを行い、トラスが徐々に変形していきます。

最終的には約19トンほどの荷重により、部材をつなぎ合わせるボルトが破断しました。

初めてボルトが破断する瞬間を見ましたが、迫力がすごい。

このような試験は滅多に見られないので、とても良い経験をさせて頂きました。

以上、山本でした。

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