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2022.02.15 二宮

壁紙決定までの手順

こんにちは。設計担当の二宮です。

建物が完成するまでに決めなくてはならない事は多々あります。
「壁紙」は工事の段階としては最後の方の内装仕上げ工事です。
決め事としては後半の方になりますが、一番見える部分になりますので色々と悩まれるのではないでしょうか。
今回はそんな「壁紙」を決定されるまでの手順をお伝えします。

弊社では、壁紙を検討していただく際にまずカタログをお渡しします。


たくさんのメーカーやシリーズがあります。
全部を網羅すると膨大な量です(^^;
いくつか抜粋してお渡ししています。
(ご希望の色や柄、素材があれば色々なメーカーからお探ししますのでお伝えください。)

カタログには小さな実物サンプルが貼り付けてあるので、そちらや写真でまずは目星をつけていただき、
何種類か迷われている場合など、可能な場合はメーカーから大きめのサンプルを取り寄せます。


サイズはA4ぐらいです。
模様や質感も確認できます。

実は人間の視覚の特性として、明るい色は面積が大きくなるにつれて一層明るい色に見えます。
これを「色の面積効果」と言います。
また、台紙の色との対比効果によって明るさや鮮やかさの印象が異なる場合もあります。
「いざ出来上がってイメージしていたものと違う!」なんてことを極力無くすためにも、大きなサンプルを実際に確認してご検討されることをオススメします。

そして大きめサンプルでご検討いただいて決定に至れば、プランボードを作成してお渡しします。


壁紙メーカーさんに依頼すると作成してくれます。
(色々なメーカーの壁紙を使っている場合は自作したりもします。)
全体的にも見てOKかどうか最終確認いただけたら内装工事業者さんに依頼し、施工してもらいます。
現場でも間違いなく施工されているか、品番だけでは間違いやすいので、職人さんにもわかりやすく現場確認用に同じものを用意します。

最近はSNSなどで情報収集される方が多いのでお気に入りの壁紙は見つけやすいのですが、画像や印刷物では色の出方も異なりますのでぜひ実物サンプルでご確認ください。
また、完成見学会やモデルハウスで確認いただくのは絶好のチャンスです。
「契約や着工するまでは間取りの方が気になって照明や壁紙は見ていなかった・・・」といったお声もよく聞きます。
どんな壁紙を使っているかな?といった確認だけでも大丈夫です。
ぜひ実物を確かめに完成見学会などにお越しください。

新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
今回の記事に関する質問も受け付けておりますので、ご相談されたい方は下記からお問合せください。

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二宮 (設計部)

設計部の二宮です。よろしくお願いいたします。