こんにちは、設計担当の二宮です。
今回ご紹介するのはシンプルで回遊性の高い平屋のお家です。

外壁のそとん壁は「W-129のスチロゴテ仕上げ」。人気の色です。
少し色が付いていると落ち着いて見えますし、汚れも目立ちにくくなります。

土間収納を設けるお家が最近は多いですが、こちらは玄関スペース自体が広く確保し、造作の玄関収納を設置しました。

扉を開けるとLDKへ。
南面に大きな窓を取り、勾配天井にして、明るく開放的な空間にしました。

キッチンは壁付けを採用されました。
壁付けキッチンにするメリットはお料理に集中できる事。
デメリットとしては、食器棚や電子レンジ等の配置が難しくなる事が挙げられますが、背面に作業カウンターを作りました。
電子レンジがリビング側からは隠れるように立上りを設けています。
下には食器を入れる引出しやゴミ箱を入れるスペースもあります。

最近ご要望の多いランドリールーム（室内物干しスペース）もあります。
脱衣室とは別空間にして隣設させました。

家の中心には大容量のファミリークローゼットがあります。
リビングや各部屋からそれぞれ出入りでき、ファミリークローゼットを介して家の中を回遊できるようにしています。

平屋のお家を考える際に気を付けたいのは家の中心部分についてです。

断熱性能やコストパフォーマンスを考慮すると、家全体の形はなるべくシンプルに、長方形に整えたいと考えるのですが・・・
間口の広くない敷地だと、中心部に窓が取れず暗くなってしまいます。
今回は以下の2点でその解決を図りました。

①家の中心に採光が不要な部屋（＝ファミリークローゼット）を配置する。

②中心部に来る廊下に高窓を設置する。

（ちなみに手前扉は下を空かせてお掃除ロボットの出入り口にしています。）
高窓は電動開閉できるようになっています。
高低差換気（熱い空気は下から上に逃げる）を促す効果もあります。
デメリットとしては、「掃除のしにくさ」がありますので汚れが目立ちにくい型板ガラスに。
また、直射日光が入ると室内が暑くなることもありますので、北向きがオススメです。

LDK以外のお部屋は南に面していないのですが、こうして明るい壁紙やタイルを配すると雰囲気も気分も明るくなりますね(^^

こちらのお家も新日本建設のインスタグラムに登場しておりますのでぜひご覧ください。
プロに撮影していただいた写真は家具等のしつらえもあるので空間のサイズや生活のイメージもされやすいと思います。
施工事例にもいずれ登場すると思いますのでお楽しみに。

新日本建設はこだわりある家造りをスタッフ一同で取り組んでいます。
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